屋根塗装に使用する塗料について
屋根は住宅の中でも、雨や風に直接さらされているため、特に傷みやすい部位であるといえます。屋根が傷んだ状態で放置してしまうと、雨漏りなど住宅全体に影響が及ぶ恐れがあります。そのため、屋根塗装は住宅の修繕の中にしっかり組み込んで計画的に実施する必要があります。一般的には外壁塗装とセットで行うことにより、それぞれ別に行うよりも割安な価格で済ませることが可能です。屋根塗装の際にどの塗料を選ぶかも吟味したいものです。
屋根塗装の塗料には大きく分けて、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などの種類がありますが、アクリル樹脂については、費用が安く抑えられる反面、耐久性が劣るため、現在ではあまり使用されなくなりつつあります。ウレタン樹脂については価格も手ごろで、耐久性もあり、木やアルミ、モルタルなどになじみがよいので、一般的によく用いられています。シリコン樹脂については、付着する力が強く、汚れも付きにくく、光沢もあり、耐久性に優れています。塗料によってひび割れへの浸透が良いものやトップコートとして使えるものなど、特性が異なります。フッ素樹脂については、価格は高いですが、とても耐久性が高いため、大規模の建築物に使用されるのが一般的です。屋根塗装は定期的に行うものですから、信頼できる業者を選ぶことが大切です。屋根塗装の見積もりは条件を揃えて複数の会社に依頼しましょう。価格も大切ですが、誠実な仕事をしてくれそうな業者を判断してお願いするのが大切です。
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