内装塗装で使う塗料の種類
最近では自分で塗装を行うという人がだいぶ増えてきました。
屋根の塗装や外壁の塗装、そして内装塗装まで自分で行うという人がいるのです。
外壁や屋根に関しては、外にあるものですので、気候変動などに対する耐久性という点で、塗料を選ぶ人も多いでしょう。
しかし、内装塗装用の塗料は、あまり季節変動の耐久性で選ぶ人は多くありません。
むしろ、人間の体に対する害の有り無しという点から、内装塗装の塗料を選ぶという人が増えております。
では、現在使用されている主な内装塗装の塗料には、どのような種類があり、どのような特徴があるのでしょうか。
まず、主な種類ですが、2種類あります。
その2種類の内装塗装の塗料というのは、エポキシフェノール系とフェノール系というものです。
まずは、エポキシフェノール系から見ていきましょう。
塗膜のあつさは10マイクロメートルから30マイクロメートルとなっております。
金属との相性がよく、弱アルカリに対する耐久性がよい塗料となっております。
臭いもさほどありませんので、食品や香料を扱う部屋の内装塗装でも十分に対応できます。
次は、フェノール系です。
フェノール系の塗膜は6マイクロメートルから12マイクロメートルと、薄めです。
塗膜の透過性が少なく、さらに弱酸性に対する耐久性も良好となっております。
しかしこのフェノール系、可撓性(かとうせい)が悪いという欠点を持っております。
そのため、アルカリ性や、水系の内容物には注意を要します。